7月27日 AOsuki勉強会第二回が開催されました。
AOsukiのビジョンである「2012年度の年6回に渡り市町村長さんを及びし青森県の勉強会を開催する」
第一回の三戸町、竹原町長(2012年5月18日)
第二回の七戸町、小又町長
直接町長から青森の現状をお伺いし、それに対してAOsuki及びAOsukiメンバーが支援、提供出来る事はないだろうか!と活発な議論、質疑応答がありました。
冒頭加藤会長からAOsukiについての説明を頂き
七戸町小又町長より約40分程、町の現状と今後の展開についてお話を頂きました。
■七戸町小又町長から
私は、1年目の任期でスタートしております。
合併は、平成17年3月31日に新七戸町として誕生しました。(役場は旧天間林村を利用)
本当は、4つ(天間林村、七戸町、東北町、上北町)になる予定だったが、諸事情で(天間林村、七戸町)で合併になった。
4つが一緒になった場合、「市」になったが、今はこれで良かったと思っている。
新幹線駅の周りの整備が大変だった。50億円の予算で国の補助金が4割(20億円)あった。
七戸町は、一般会計85億円で、約半分が地方交付税で賄っている。
財政としては、少し楽になっている。行政も経営と同じ感覚だと思っている。 (町の人口について)
合併時は2万人だったが、徐々に減ってきている
子育て支援しても、なかなか増えていかない(やっぱり、企業誘致、雇用が一番の解決策)
(農業について)
農業が主たる産業になっています。米の販売額は17億円くらい。
畜産が盛んにもなっている。にんにく、長芋、ごぼう(土の中で育つ食材)は、天候に影響されにくい。にんにくが特産品で閏年に「229(ニンニク)フェスティバル」というイベントを開催している。
「アピオス」は特産品で粉末にして販売などもしている。
(新幹線について)
新幹線建設費は、県の負担が3割、そのうち一定の区間の1割程が七戸の負担。JRからの固定資産税が入ってくる、しかし固定資産税が増えると交付税を一定率、減らされてしまう。
ホテルやレジャー施設などは積極的だったが、リーマンショックで実際にうまく行かなかった。その後に、3.11大震災が起きてしまった。
一瞬は、タクシーの運転手が儲かっていた。(六ヶ所村、大間などまで)レンタカーも儲かっていた。
駅利用は、1000名/日くらい。(駐車場が無料)新幹線は、19往復中12往復発着しているが、もっと停まってほしいと思っている。
(道路について)
高速道路は、申請に時間がかかるので、国道バイパスであれば早い。国道バイパスでスタートした。26キロの間を今年度中に開始。(266億円)
(企業誘致について)商工労働部と一緒に検討している。
※その後の懇親会でも活発な議論が展開されました
(最後に)
今後の、七戸町との関わり合いに関して、AOsuki が仲介役となって調整することが可能です。七戸町に対して、ご意見やご要望などある場合は、AOsuki 理事までご提案頂き、まとめて報告することが可能です。勿論、ご自身でアプローチすることも可能です。
また、七戸町長側からも、たとえば企業誘致など新たな進展があったり要望が出た際にはAOsuki事務局側から理事各位へご連絡することもございます。
引き続き、七戸町、AOsuki を宜しくお願い致します。
AOsukiでは活動実績を残す1年として、下記の活動を2012年のテーマとして位置づけております。